第38回富士登山競走、この大会は色んなことが起きたので、すごく印象に残っています。
まずは、私の成績はというと、前年13位になり今年こそ優勝するぞと気持ちの面では、かなり強いものをもって望んだのですが、7合目位から体に力が入らなくなり、八合目の山小屋の元祖室でリタイアしてしまったのでした。
不振の原因は、また貧血になってしまったからでした、本当に悔しくて、家に帰って泣きました。
この大会の優勝者は、千野香(ちのかおる)さんでした、タイムは2時間48分20秒でした、ところが、あとで情報が入ってきて、その千野さんより、かなり速くゴールした選手がいたのに、その人は失格になったというのです。
しかも、その選手が出したタイムは、過去誰が挑戦しても破れなかった武井農(たけいあつし)さんの大会記録2時間44分23秒をかなり上回っていたというのです。
続く
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