2013年8月16日金曜日

富士山への道

  様々な話が飛び交う中、ハッキリした事が、ひとつ分かりました、それは、その選手が失格になった理由でした。

 当時の富士登山競走では、スタート前にゼッケンコールが行われていて、出走する前にゼッケンに主催者のスタンプを押してもらってから、スタート地点に並ぶ事になっていたのですが、その失格になった選手は、スタンプを押してもらわずに、スタートしたとの事でした。

 あと、どうもその選手はノルディックスキーの選手らしいと云う事でした。

 ようやくその選手の事が、大会から約1ヶ月経った頃に発行された月間ランナーズ10月号に載りました。

 私の記憶で、小さなゴール写真でしたが青空のなか、異常に太い腿が印象的に残っています。

 そして、その写真の下にコメントが載っていました、「せっかくの大会新記録2時間39分30秒、佐々木一成選手」

 びっくりしました、あの武井さんの大会記録を約5分短縮していたのです。

 何度も、何度もそのページを見ました、何度も見ているうちに、絶対に、この佐々木選手に勝ちたい、そして私も大会新記録を出して富士登山競走で優勝したいという気になったのです。

 続く

2 件のコメント:

  1. お久しぶりです塩崎です。
    富士登山駅伝をともに走ったことを思い出します。
    その後富士登山マラソンでの活躍を耳にし、がんばっているなと思っていました。
    今後の活躍を祈っています。

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  2.  塩崎さん、お元気ですか、私が18歳の時、富士登山駅伝に誘って頂き、同じチームで参加したのを、思い出します。
     その後、24歳(1986年)で富士登山競走で初優勝し、富士登山駅伝の5区、7区で区間賞を初めて取った時は、塩崎さんに、「おかげさまで、念願が叶いました。」と報告をしたかったですよ。
     コメントありがとうございました。

     芹澤 雄二


     


    わたし

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